働かないナウルからの教訓

ナウル共和国は、地球上で最も小さい独立国です。
道路は、島を囲んだ一本のみです。

1980年代、リン鉱山の採掘により世界一裕福な国となります。

ナウルは、国民に対し
公共料金や税金などあらゆるものを無料とします。

国民は、規則正しい時間に起きる、
働く、自炊をするという生活習慣を怠ります。

1990年後半、リン鉱山の枯渇と放漫経営により
貧乏な国となります。

2016年、世界保健機関は、肥満率が高い国を公表します。
世界一肥満率の高い国は、ナウルです。

国民の約90%は、肥満となります。
最大の死亡原因は、肥満に伴う糖尿病です。

糖尿病は、生活習慣病ともいえます。
チベットに古くから伝わる教えを紹介します。

『健康に長生きする秘訣は、食べるのは半分に、
歩くのは二倍に、笑うのは三倍に、そして愛は限りなく。』

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

【参考文献】

リュック・フォリエ『ユートピアの崩壊 ナウル共和国』(平成23年・‎新生社

読書日記

前の記事

僕の生きる道