僕の生きる道
「僕の生きる道」は、2003年に放送されたテレビドラマです。
元スマップの草彅剛さんが、余命一年の高校教師を演じています。
主人公は、余命を精一杯生きることを決意したとき、
生徒たちに「読まなかった本の話」を伝えます。
『ここに、一冊の本があります。
この本の持ち主は、この本を読みたいと思ったので、買いました。
…今度読もうと思いつつ、すでに一年が経ちました。
この本の持ち主は、これを読む時間がなかったのでしょうか。
いえ、たぶん違います。読もうとしなかった。それだけです。
…そのことに気づかない限り、
五年経っても十年経っても、持ち主が、この本を読むことはないでしょう。
受験まであと一年です。
…あと一年しかないと思っている人もいるかもしれません。
…あと一年しかないと思って何もしない人は、
五年あっても十年あっても何もしないと思います。』
本を読むことは、自分の意志です。意志とは、目標ともいえます。
小さくても目標を持つことは、人生を充実させます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
【参考文献】
橋部 敦子『僕の生きる道』(平成15年・角川書店)