徳川家康が学んだ論語
こん××は、税理士のたまごです。
貝塚茂樹『論語』を読みました。
本書の一句を紹介します。
『曽先生が言われた。士、つまり志をいだく男子は、
硬固な意志をもたねばならぬ。
その任務は重く、目的までの道程は遠いからだ。
仁徳の完成を自己の任務とするのだ、重くないとどうしていえよう。
仁の完成は死ぬまで努力しつづけて終わるのだ。
その道程は遠くないとどうしていえよう。』
徳川家康は、日本近世儒教の再興の基礎をつくりました。
家康の東照公遺訓は、上記の論語の句から発想されたものです。
東照公遺訓は、下記のとおりです。
『人の一生は重荷を負いて遠き道を行くがごとし。
急ぐべからざるず。
不自由を常と思えば不足なし。
こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くることしらざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人を責めるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり』
徳川家康は、論語を学びました。
論語は、時代を超え読み継がれています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
追伸:エスパルスは、早くJ1残留を決めてほしいです。