太平記が伝える趙氏孤児
こん××は、税理士のたまごです。
兵働裕己『太平記(三)』を紹介します。
太平記には、趙氏孤児の話があります。
程嬰(ていえい)と杵臼(しょきゅう)は、敵に城を取り囲まれます。
主君は二人に、孤児(こじ)を託します。
二人は、『主君とともに今討死仕(つかまつ)らん事は、近くして易し。
三歳の孤(みなしご)を隠して命を全くせん事は、遠くして難し』と述べます。
程嬰と杵臼は、孤児を連れ城を脱出します。
敵に見つかるのは、時間の問題です。
程嬰は、下記の謀(はかりごと)を提案します。
① 杵臼は、自分の子を主の孤児と称し山に隠れる
② 程嬰は、主の孤児を自分の子といい、養育する
杵臼は、『死は一心の義に向かふ処に定まり、
生は百慮(はくりょ)の智を尽くす中に全(まった)し』と述べます。
程嬰は、敵に杵臼の隠れ家を密告します。
杵臼は敵に見つかり、偽の孤児と共に命を絶ちます。
程嬰は、本物の孤児を養育します。
孤児が成人後、程嬰は兵を起こし敵を滅ぼします。
主君となった孤児は、程嬰に大官を与えようとします。
程嬰は、『われ官に昇り、禄を得て、苟(いやしく)も
賞を貪(むさぼ)つては、杵臼とともに諮りし道にあらず』と述べます。
大官を辞退した程嬰は、杵臼の墓に行きます。
自らの命を絶ちました。
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追伸:エスパルスは、守備陣の補強が必要です。
